玉川大学 公開講座 2014春
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講座のお申し込み・お問い合わせ TEL.042-739-8895 www.tamagawa-tucl.com15中国から文字が伝来して以来、日本人はそこに美しさをも求め、それぞれの時代にその美しさを開花させてきました。その中でもかなは、日本で生まれ育ったわが国固有の文化であり、日本人の美意識の精華とも言えるものです。美しいかなとはどのようなものか、伝統的なかなを基礎から学んでいきます。「入門講座」は、2年間で終了することになっています。現在私たちが実用の面で最も多く使用しているのが、行書という書体です。行書の学習では、中国東晋時代に書かれた王羲之の書「蘭亭序」をお手本に取り上げます。彼の書は、規範の書として、また芸術美を備えた名跡として現代まで尊崇されています。しかし王羲之の真跡は一つも存在していません。謎の書聖・王羲之は、私たちに何を語りかけてくれるのでしょう。まず1年目は、いろはの単体と変体かなをじっくり学んでいきます。次に、かな独特の連綿の技法と用墨法(墨の濃淡潤渇の綾)を学びます。そして、かなの醍醐味である「ちらし」に入ります。また折にふれ料紙の説明もしていきます。2年目は、1年かけて「ちらし」をじっくり学びます。「入門講座」を終了した方を対象に古筆を学ぶ「かなに親しむ 継続講座」を開講します(受講生へ別途ご案内します)。続く草書体では、中国唐代に書かれ、今でも真跡が残る孫過庭の『書譜』(687年)をお手本に学習していきます。筆画を簡略化して便利に書けることや、感情を美しい律動にのせて書くことができるなど、他の書体では味わうことのできない魅力にせまります。毛筆臨書に加えて硬筆(ペン)での臨書にもチャレンジします。かなに親しむ 入門 −第1期−書道 漢字基礎[行書と草書] −古典を臨書する−読売書法展幹事・謙慎書道展常任理事 久保田 麗雲玉川大学芸術学部講師 吉田 功(功用)J1-450-01J1-460-0124,000円(教材費別)受講料33,000円受講料〈定員〉20名〈定員〉15名水曜日 全12回 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/9 7/167/23 7/30 15:30~17:10火曜日 全14回 5/13 5/20 5/27 6/3 6/10 6/17 6/24 7/8 7/15 7/227/29 9/2 9/9 9/30 15:00~16:50開講日開講日備 考テキスト:『かなの美』桑田笹舟著/3,150円(講座内で販売します)*初めての方は、第1期から受講してください。第2期(予定)2014年9月~書道 漢字 -古典を臨書する 自由課題-玉川大学芸術学部講師 吉田 功(功用)土曜日 全10回 4/26 5/10 5/17 5/24 6/7 6/21 6/28 7/12 7/19 8/2A:10:00~11:50 B:13:00~14:50 C:15:10~17:00*A/B/Cを同時に受講することはできません。J1-462-01J1-462-02J1-462-03開講日32,000円受講料〈定員〉各10名お申込み条件「書道 漢字入門 ―古典を臨書する―」または「書道 漢字基礎 ―古典を臨書する―」講座を終了された方古典臨書の基礎講座を終了した方のための講座です。この講座では、篆書・隷書・草書・行書・楷書などの書体を問わず、自分の好きな古典を選び、それぞれのペースでゆっくり楽しみながら書に向かっていきます。加えて書の歴史や作品のまとめ方、落款の書き方、雅印の押し方などの書道全般に関する知識も深めていきます。先人たちが命がけで守ってきた多くの古典の中には、書に対する全てのエキスが含まれています。したがって古典に立脚した確固たる学習態度こそ、書の本質を体得する近道なのではないでしょうか。講座の最後には教室で作品発表会を行い、さらに書に対する理解を深めていきましょう。

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