玉川大学 公開講座 2017春
16/36

14〈定員〉20名大名家の香道 −初心者でも楽しめる香道へのお誘い−安藤家御家流香道家元 安藤 綾信 安藤家御家流香道家元後継 安藤 園枝最も教養の高いものとされている香道は江戸大名家の奥向きで大きく花を開かせました。東福門院サロンに米川常伯が香道を以って御傅授奉った事により江戸大名奥向きに盛んになりました。やがて時は移り文明とともに少なく成りましたが明治・大正・昭和初期までは何とか大名家に傅わりましたが、現在では当家のみとなりました。各名家の香道具は美術品として美術館に納められています。昭和四十五年より奨めにより留とめりゅう流を解きまして、安藤家御家流として世間に御披露し現在に至っております。四月 千鳥香春の磯の波しぶきの立つ場景を思い浮べて下さい。海にさし出の磯の風景を、荒磯のしぶきの間を千鳥がくぐる、波しぶきと遊ぶ様子を見事に組まれた聞香です。月曜日 全3回 4/24 5/22 6/26 13:00~15:00J-400-01開講日五月 競馬香この組香は盤物で鴨神社の祭礼の神事より取材したものです。赤馬に赤の装束を着けた人形が乗り黒馬には黒い装束を着けた人形が乗ります。現在行われている競馬とは少々違う様であります。この行事は走りながら馬上より畔のあやめを引き抜き根が多くついたものをよしとして豊作を占ったと言う。聞香の法は赤方と黒方に別れて競います。あてる度に前へ盤上の人形を乗せた馬が進みます。又全員が外れますると落馬として人形がころげ落ちた様であります。奥向きのお女中達の様を連想させられます。六月 水無月香夏の拔いより取材された組香です。夏越とも名越とも言います。津島祀・祇園會と八坂神社の祭礼などで季節に合わせて楽しい組香であります。19,000円受講料講師経歴旧磐城平藩主第十六代当主。昭和6年12月10日東京に生まれる。関西大学卒業。安藤家分家より本家元子爵 信昭の養子となる。先祖よりの茶道・香道及び礼法を里方母安藤百合子より相伝。昭和45年八芳園に於いて、高松宮殿下、宮妃殿下、旧平戸藩主松浦素氏御来臨のもと、初代対馬守重信三百五十年遠忌及び十代信正百年忌を営む。この時より留流を解いて一般に伝授する事となる。御家流茶道十六世。安藤家御家流香道十一世。伊勢流礼法伝承。この講座は継続受講生のみの募集となります。盛物 −継続者のための特別講座−二葉流家元 堀口 昌洸 指導講師 小原 禧水J-422-0135,000円(花材費別)受講料水曜日 全5回 4/26 5/31 6/28 7/26 9/27 10:00〜12:00開講日盛物は江戸時代後半より文人墨客の間に余技として高雅な気分や品格のある味わいを尊ぶことを目的に楽しまれ、煎茶席の飾りなどに多用されていましたが、はっきりと形態づけされたものでなかったので、初代家元堀口玉方が大正のはじめに内容を組織、体系化し盛物道を完成しました。「目食」「蔬菜盛」「蔬果盛」「果物盛」「盛果」「飾果」と呼ばれ、芽出しのもの、形状に変化のある蔬果、洗った根などすべて自然が創り出す妙味のあるものが使われ、雅題という作品の意義、ねらいを示すテーマと共に観賞するに、この変化に富んだ味わい、誠に楽しいものです。自然が暮らしの中にあってこそ、はじめて生活に潤いができ、心の豊かさが生まれます。東洋独特の文化です。ぜひ、皆様と共に後世に伝えたいと思います。はじめての盛物(もりもの)二葉流家元 堀口 昌洸 指導講師 小原 禧水J-420-0135,000円(花材費別)受講料〈定員〉20名水曜日 全5回 4/26 5/31 6/28 7/26 9/27 13:30~15:30開講日備 考材料は各自で持参していただきます(前もって材料をご連絡します)。講師経歴大阪に生まれる。1962年 二葉流入門 先代家元堀口玉華に師事。1991年 五代家元継承。伊勢神宮へ1945年より65回に渡り先代に続き献花。天皇、皇后両陛下並び皇室の方々ご参拝の都度献花拝命。NHKテレビ出演、出版など活動多数。公益財団法人日本いけばな芸術協会特別参与。大阪府花道家協会顧問 他。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です