玉川大学 公開講座 2017春
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18コンピュータの入力にはキーボードやマウスを用いますが、フィジカル・コンピューティングでは、音、光、振動、温度などの様々な物理情報をコンピュータに取り込んでいろいろな表現を行います。この講座では、キーボードでプログラムの命令を打ち込むのではなく、命令に相当するブロックを組み合わせてプログラムする言語「スクラッチ(Scratch)」を使って、専用ボード(nekoboard2, BrainPad,PicoBoard,Arduino Uno)を使いますので、どなたにでも手軽にプログラミングを楽しんで頂けます。ゲームの入力には、傾斜を計測する加速度センサー、光センサー、温度センサーなどで傾き、明るさなどの情報を取り込むことができるので、お子様と遊べる簡単なゲームを作ることができます。例えば、「手を叩くと画面の猫がびっくりして飛び上がる」「部屋を暗くすると画面に花火が打ちあがる」というようなプログラムを作りながらスクラッチの使い方を覚え、お子様と遊べる簡単なゲームを作ることができるようになります。*Scratch 米MITメディアラボで開発された教育プログラミング環境。プログラミングを通して論理的思考能力や問題解決能力を鍛えるために使われている。ノートパソコン(Windows7以上)をご持参ください。備 考〈定員〉5名土曜日 全2回 5/13 5/20 10:00~12:00開講日ゲームを作ろう! -フィジカル・コンピューティング入門-玉川大学工学部教授 水野 真I-532-0116,000円(材料費込)受講料〈定員〉30名世界遺産の魅力 -大航海時代から産業革命へ〜ヨーロッパ近世の世界遺産-NPO法人 世界遺産アカデミー特任研究員 目黒 正武2015年の「古代ローマ」、2016年の「中世ヨーロッパ」と毎年一つのテーマに沿って、世界遺産からヨーロッパの歴史を見てきました。2017年のテーマは、大航海時代から始まる「ヨーロッパ近世」です。1492年に、コロンブスが西インド諸島に到達し“大航海時代”が幕を開けます。コロンブスは死ぬまで、到達した場所はインドだと信じて疑わなかったそうです。アメリカ大陸の存在を、ヨーロッパ人は知らなかったのです。しかし、ヨーロッパが「新大陸」と呼んだアメリカ大陸には、地下資源を初めとする莫大な富が眠っていました。マヤやインカと言ったアメリカ大陸の古代文明を席巻しながら、ヨーロッパ列強は競うようにアメリカ大陸に進出し、やがてヨーロッパの価値観が世界中に広まっていきました。経済市場がグローバル化し、必然のように、イギリスで産業革命が始まります。現在の国際社会の基礎が築かれていった時代を世界遺産から見ていくのが、2017年の「世界遺産の魅力」です。土曜日 全3回 5/13 5/27 6/10 10:00~12:00テキスト:プリントを配布I-500-01開講日備 考11,000円受講料春、秋、冬と続く長期講座ですが、各回の中で興味のある回だけの受講でも充分楽しめる内容になっています。春の講座「暗黒の中世からの船出とインカ帝国の滅亡」人気の世界遺産「マチュ・ピチュ」を生んだインカ帝国は、南米に進出したスペイン人コンキスタドール(征服者)のピサロによって滅ぼされます。中米に進出したのは、コルテスでした。コルテスは、アステカ帝国を滅ぼし、湖を埋め立てて、現在のメキシコ・シティーを建設しました。春の講座では、大航海時代が幕を開ける時代背景と、中米・南米さらには北米で栄えた独自の古代文明を世界遺産から見てまいります。秋の講座(予定)「ヨーロッパ各国の争いとアジア、日本への進出」冬の講座(予定)「大英帝国の誕生と産業革命」講師経歴1953年横浜に生まれる。大学卒業後、旅行会社に就職。海外を中心に世界遺産を数多く訪問する。2005年世界遺産アカデミーの設立に参加、検定事務局を担当する傍ら、様々な教室で世界遺産に関する講座を担当、独自の切り口で、それぞれの世界遺産を紹介する。

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