-初心者でも楽しめる香道へのお誘い-
- 講 師 安藤 園枝(綾冠) 安藤家御家流香道家元
- 曜 日 水曜日
- 時 間 13:00~15:00
- 回 数 全3回
- 講座紹介
- 安藤家御家流香道は江戸大名家奥向で伝わりました。仙洞御所(後水尾院御所)女院御所(東福門院御所・東福門院は徳川秀忠の娘)にて米川常伯が香道を以って御伝授奉りました。当家重之室養徳院(藤堂高虎の孫・当家三代重博の母)が女院御所へ御挨拶に参上し香の式を京より江戸へ持ち帰り安藤家の定流としました。昭和45年、高松宮殿下の御奨めにより留流を解きまして安藤家御家流として世間に御披露し、現在に至ります。
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四月 千鳥香(ちどりこう)
春の磯の波しぶきの中で遊んでいる千鳥の和歌と情景を思い浮かべながらお香を聞いてみてください。
香記の面白さのある組香です。
五月 草木香(くさきこう)
香五種。源氏香のように香の図でお答えを出します。
ささのはら、なつつばき、かきつばた等のように思い付いたものがあれば新たに記すこともございます。
六月 闘鶏香(とうけいこう)
盤物です。昔、宮中において一月中、または三月三日に行われていた占いの一つで鶏を戦わせて吉凶を占いました。
その闘鶏を組香にして白鶏方、赤鶏方と分かれて対戦し、盤上の人形を進めていきます。
- 講師経歴
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旧磐城平藩主第十六代当主安藤綾信の長女。昭和46年東京生まれ。
玉川学園中・高・玉川大学を卒業。先祖よりの茶道・香道・伊勢流礼法を相伝。現在では大名の奥向きの文化として香道では唯一当流のみ。(米川流)安藤家御家流香道十二世家元。 -
安藤家御家流
昭和45年八芳園に於いて、高松宮殿下、宮妃殿下、旧平戸藩主松浦素氏御来臨のもと、初代対馬守重信三百五十年遠忌及び十代信正百年忌を営む。この時より留流を解いて一般に伝授する事となる。 - 日程
- 第1回4/26(水)
- 第2回5/24(水)
- 第3回6/21(水)